
最悪の2月
あんなに気をつけていたのに
コロナウイルス陽性判決が出てしまった。判決って呼ぶのにふさわしい。
前後(主に後)のできごとを思い返すと、裁かれた気持ちだったから。何の罪も犯していないのに!と叫びたい気持ちは満々だったけど、社会的に「ごめんなさい」と謝罪を求められる雰囲気がかなりきつかった。「ごめんなさい」と言い続けることでメンタルがガリガリ削られていく気がした(実際削られた)。「別に私悪くないし」って言い切るぐらいの強さがあればよかったけど、そんなんないわ。
いろいろ言う人は必ずいる
これまでのいろいろな経験で「何をやってもいろいろ言ってくる人はいる」ことぐらい学んでいたが、今回も嫌なことに経験することになった。さすがに「コロナに感染しやがって!」とか直接言ってくる人はいなかったとはいえ、まあまあ嫌な思いはした。そんなこと今言って意味ある?っていうことばっかりだったけど、相手はおそらくほとんど無意識だと思う。私も反対の立場だったら無意識で言ってしまう可能性も十分にあるなと思ったから。
まだ終わってない
私は幸い熱と咳ぐらいで10日間の自宅療養で済んだけど、最悪なことに家庭内感染をさせてしまった。熱が出てから陽性判決までは1週間のタイムラグがあった(嗅覚異常が出たのが熱が出てから5日後で、熱は1晩で下がっていた)が、発熱して以来家族との接触についてはかなり気をつけていた。普段も生活リズムが違うので一緒に食卓を囲んだりすることもないのだが、同じ部屋にいないようにしたり、使うものを分ける、こまめに家の中を換気・消毒するなどできることはやっていたのだが、ほんとに最悪で高齢の両親に感染させてしまった。残りの接触していた家族たちは皆陰性だった。母は自宅療養で済み、復活したが父は持病があるため入院し、いまちょっと危ない状態だ。治癒して退院してきてくれることを祈るしかない。