ピアノレッスン再開
ルーマニア行きがリスケになり、私のピアノ練習モチベーションが0に
そらそうだって感じですが、ルーマニアでピアノコンチェルトを演奏するというこれまでの人生で1番派手なイベントがコロナのせいでリスケになったので、ピアノのレッスンは一旦ストップ。そして、レッスンないのをいいことに練習もしなくなった。それまでの約2ヶ月は毎日最低2時間、長い時は6時間ピアノに向かっていた私は一体どこへ行ったのかというぐらい練習しなかった。あの練習はゴールがあったからできたのであって、マラソン走り切って実はあと20kmありましたはいどうぞ!って言われて走るわけがない。
そして5カ月放置
いつも頭の片隅にはあったけど、レッスンもないのでまあいいやと得意の先延ばしの術でピアノの蓋どころか楽譜を開くこともなく春が過ぎ夏が過ぎた。秋来るらし、ぐらいの時期に久しぶりに先生からLINE。「そろそろレッスンを再開しましょう!」とのことだった。レッスン再開はうれしいが、練習していないのでレッスン日に合わせて指のリハビリをするべく練習室に通った。自宅にグランドピアノを所有しているのだけど、騒音問題で弾くのを自粛しているのです…。
やっぱりレッスンは楽しい
久しぶりのレッスン、先生はじめお弟子さんにも久々にお目にかかれ3時間があっという間だった。大人になるにつれ、できないことに必死で取り組むことよりできることを淡々とこなす割合が高くなってくる。仕事も何となくこなせるし日々の家事も何となくできてしまう(そんなに突き詰めてない、というのもある)。しかしピアノに関してはまだまだできないことがたくさんある。30年以上習っていてもまだまだできないことだらけで、レッスンのたびに発見がある。これはとっても貴重なことで、習うきっかけを与えてくれた祖父母とやめなかった自分に感謝している。
いつ行けるかな
とはいえ、ルーマニアにはいつ行けるのかわからない。第3波が来ているようだし、また国内移動もままならなくなるのかな。でもまあ一生無理ってことはないだろうし、いつかコロナ禍がおさまってコンチェルト弾けたらいいなあと思う。